知らないとヤバい?! 単位合わせと単位変換!②
こんにちは! じゅんです。
前回は、
単位合わせについて
書きました!
単位合わせの練習を
実践できているでしょうか?
そして、今回のテーマは
「単位変換」についてです!
いきなりですが、
1㎞は何mですか?
そうです!1000mですね。
では、10(kg/m^3) は 何(g/cm^3)ですか?
(* ^3は三乗を表しています)
最初の1㎞は1000mはすぐ答えられるけど
10(kg/m^3)の質問は全然わからない
そういう人が多いと思います。
しかし、物理の問題ではこのような
単位を変換しなくてはいけない問題
がたくさんあります。
なので、今回書く単位変換のコツをしらないと
単位を変換するときに
ミスを繰り返してしまい、
物理の点数が伸び悩んでしまいます。
逆にいえば、
単位変換ができてしまえば
物理の点数アップ間違えなしです!
単位変換のコツをつかんで、
物理の点数を上げていきましょう!
では、具体的にどのように単位変換を行うかです。
まず、単位変換を行うコツは
SI接頭辞を理解するということです!
SI接頭辞とは、
km(キロメートル)とかのk(キロ)の部分のことです。
k(キロ)は1000ということを表しています。
なので、1kmは1mが1000個分あるということなので
1km=1000m ということになりますし、
1kgは、1gが1000個分あるので
1000gになるのです!
SI接頭辞を覚えることが単位変換の1番のコツです。
下に、よく出てくるSI接頭辞を書くので
まずは何となくでいいので覚えてみましょう!
(* 10^3 は10の三乗を表しています。)
G(ギガ) =1,000,000,000 =10^9
M(メガ) =1,000,000 =10^6
k (キロ) = 1,000 =10^3
h(ヘクト)= 100 =10^2
c(センチ)= 0.01 =10^-2
m (ミリ) = 0.001 =10^-3
μ(マイクロ)= 0.000001 =10^-6
n (ナノ) = 0.000000001 =10^-9
p (ピコ) = 0.000000000001 =10^-12
基本的にSI接頭辞は10の三乗ごとにあります。
気づいた方もいるかもしれませんが
実は接頭辞というのは日常でもよく使われていて
SI接頭辞のギガなんですね!
なので、1GB(ギガバイト)はだいたい
1B(バイト)の10^9倍ということですね!
SI接頭辞がなにかだいたいわかったところで
実際に単位変換してみましょう!
では、冒頭にきいた
10(kg/m^3) は 何(g/cm^3)ですか?
こちらを考えてみましょう!
まずは、kgをgに直しましょう!
k(キロ)は1000を意味していたので
10(kg/m^3) は 10000(g/m^3) に変換できます。
1mは100cmで
それが三乗分あるので
10(kg/m^3) は 10000÷1000000(g/cm^3)
つまり、10(kg/m^3)=0.01(g/cm^3)
というふうに変換できます!
このように単位を変換するときは
SI接頭辞を意識してやってみましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございます。